M邸プロジェクトが始まりました。
M様ご夫妻はご結婚が決まり、新居を構えることになりました。
M様の家には以前使っていた蔵があり、M様のお父様はこの蔵はご先祖様からの建物だから大切に使いたいという思いがありました。
M様はこの思いを引き継ぎ、「この蔵を生活の場としたい」という気持ちを私達にぶつけてくれました。
さぁ大変です。
蔵というもの、そもそも生活の場となるような構造にはなっておらず、採光面や通風面で大きな課題が残ります。
しかし建築を目指す者として蔵再生には憧れがあります。
蔵の再生を心に誓い、どのようにすれば4Fをすべてクリアできる住まいができるか、考えていきたいと思います。
まずは蔵の調査から始まります。
M様の蔵は保存状態がとても良かったです。
というのも床下の空間がとても大きく、土壌もからからに乾いており、シロアリなどの被害は1つもありません。
そもそも蔵は風通しや採光は中に保管するものが痛まないように工夫されており、風があたらないように、直射日光が当たらないように、窓は最低限のサイズです。
また、M様の蔵は外壁に石が積まれており、耐火仕様となっております。瓦の下にも石を置き、火事にあっても中の物を守れるようになっておりました。
つまり、3尺ピッチで通し柱があり、大きな梁や棟木が特徴的な比較的大きな蔵であることが判りました。
これからプランを考えてみます。
趣味の写真をフォト蔵に公開中です。
