« 突然ミステリーサークルが | トップページへ | いよいよ着工 »

物を買うこと、消費すること、そして創ること


先日から空は雪模様です。雪が降ると何もかもが純白で覆い尽くされ、あたかも綺麗になったように見えます。

新年早々ですが、年末に捨て切れなかった粗大ごみを処分しに能美市の最終処分場へ行ってきました。ここに来ると、寂しい気分になります。2年前の話になるのですが当時書いた文書があったので、引っ張り出してきました。



物置や納戸の中から使わなくなったものを出してきて、粗大ごみとして能美市のゴミ集積所に持って行きました。市役所の窓口で住所氏名を明記し、チケットをもらい、車に詰め込めるだけ詰め込んで辰口の急坂を上りました。入り口ゲートにはたくさんの車が並んで長蛇の列。やはり我が家と同じく大掃除でしょうか、ゲートでは積載量を量る装置がありました。そこを通過して中に入ると、順路に沿ってゴミを分別していきます。



さわやかな笑顔の係りの人が1人ついて指示をうけます。この集積所では基本的に自分たちの手で分別し、コンテナや破砕機、埋立地に1つずつモノを降ろしていきます。「それはこのコンテナ(鉄)へ入れてください。」一通り降ろすと「プラスティック系のものや、木質系のものは燃やしますので、この破砕機に入れてください。」ベルトコンベヤに載ったものがどんどん破砕機へ飲み込まれていきます。「後のモノは埋め立てだね。矢印に沿って埋立地の方へ車で行ってください。」と言われました。車の中に残ったものはパソコン関係の部品や金属と布とプラスチックが組み合わさって出来上がっているモノでした。



埋立地につくとそこはもちろん見渡す限りのゴミの山です。そこへ車を止めてゴミを1つずつ投げ入れます。私たち家族はそこへ4つのゴミを自分たちの手で投げ込みました。1つずつ。



今はきっと雪できれいに覆い隠されていると思いますが、この埋立地も数年で一杯になるでしょう。車に積んできたモノをすべて捨て、車の中はきれいになりました。しかし、私たち家族の心の中には、なんとも言えない悲しさが残りました。処分場に入ってから出るまでの15分ほどの経験ですがとても大切な「気づき」をしたような気がします。



リサイクルが大切だと聞きます。その通りだと思います。それに1つ加えて、「よく考えてモノを買う」こと。本当に必要なものか、長く使えるものか、よく考えてから買うことこそ日頃忘れてはならないことだと思いました。気が付けば使わなくなったお皿やプラスチックの道具が沢山あるように感じます。



普段の私たちは消費者です。しかし、仕事を通じて生産者となります。消費者であり生産者でもある両方の立場でモノを使い、創っていくことの大切さを感じた一日でした。

2005.12AGORA通信より引用 文:高田典英




癒風生家(いふうせいか)では、3月上旬から中旬にかけて、「小長野の家」の構造見学会を開催予定しております。癒風生家は体感が一番です。ご興味ある方には、案内状をお送りいたしますので、ホームページの問い合わせから、または、toiawase@ifuuseika.comへ連絡ください。


ifuuseikaback.jpg

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ページの先頭へ戻る