70代のお客様からトイレ改修のご相談がありました。内容は既存トイレの2つのブースを1つにまとめ、廊下からの段差を解消したいとのこと。
トイレは生活の上でもとても大切な場所です。工夫次第で中身の濃い空間になります。
内装の仕上げとしては、床・天井・腰壁・舞良戸ともに青森ヒバ(クサマキ)を用いました。トイレの中はいつも青森ヒバ(クサマキ)の香りで一杯です。
壁は漆喰塗りで、少しグレーを混ぜ落ち着いた雰囲気を出しました。
とても気持ちのよいゆったりしたトイレに仕上がりました。
舞良戸(まいらど)は下部に可動式の換気口を設けてあります。やはり和風のトイレには板戸が似合います。
和紙を通してくるブラケット照明からの光は少し暗めです。漆喰の壁に僅かな陰影を残し、心が落ち着きます。
ユニバーサルデザインということは、次に来ることにも備えておかなければなりません。手すりの下地はもちろんのこと、窓下にある欅の無垢カウンターは、横移動の時に摑まれるようになっています。
設備に関しては、冬にはトイレ内が寒くなるので、便器自体に室内暖房ができる機種を選び、トイレ内を5度以下にならないようにしました。
更に、人感センサー付きの照明器具と換気扇を連動させ、手洗いも自動水洗になっています。
また、もしものためにボタンを押すとブザーが鳴る、いわゆるナースコールのボタンも用意しました。
