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土蔵 in 辰口

隣町の辰口で、土蔵を見つけた。当時は外壁に漆喰が塗られていたと思うのだが、今は下地の土壁が見えている。丁度小雨模様の天気ということもあって、とてもいい寂びれ具合だった。

車を停めて寄ってみると、土壁のテクスチャが美しい。フラクタルな模様が広がっている。土壁の厚みは、少なくとも200mmはありそうだ。また、屋根が持ち上がっているのは、風通しを考慮してのこと。浮き屋根形式だ。


日本の街をドライブするとよく土蔵に出会う。地方地方の土蔵には、デザイン的にも特徴が見れる。


大切な物を仕舞っておくところなので、構造的に丈夫なのはもちろん、建物の向きや、軒の出、通風についてもよく考えられている。1階の床は高く設定し、地盤面からの距離を確保している。屋根もシンプルな切妻屋根とし、瓦葺きが多い。中には瓦の下に石を挟んで耐火性を考慮した土蔵もある。街中の土蔵と田舎の土蔵、商人の土蔵と農家の土蔵、それぞれデザインが違う。


今度機会があれば土蔵にインサイドしてみたいと思う。

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