2009年10月22日
M邸蔵プロジェクトが始まりました
M邸プロジェクトが始まりました。
M様ご夫妻はご結婚が決まり、新居を構えることになりました。
M様の家には以前使っていた蔵があり、M様のお父様はこの蔵はご先祖様からの建物だから大切に使いたいという思いがありました。
M様はこの思いを引き継ぎ、「この蔵を生活の場としたい」という気持ちを私達にぶつけてくれました。
M邸プロジェクトが始まりました。
M様ご夫妻はご結婚が決まり、新居を構えることになりました。
M様の家には以前使っていた蔵があり、M様のお父様はこの蔵はご先祖様からの建物だから大切に使いたいという思いがありました。
M様はこの思いを引き継ぎ、「この蔵を生活の場としたい」という気持ちを私達にぶつけてくれました。
先週の天気は大変なものでした。まだ11月だというのに雨霰で外仕事は思うように進まず、何とか出来るところを作業しました。
さてM邸プロジェクト。大体の方向性が見えてまいりました。
敷地は全部で160坪。
着工しました。
M様のお父様のご意向もあり、蔵の中で使われている床材や棚板などは出来るだけ再利用したいとのこと。
理由を聞くと、M様のお祖父様がご自身で手を掛け細工した床材や棚板だという事で、思い入れがあるとのことでした。こういう素材は素材自体の価値を超え、思いや気持ちが含まれています。
カメラが直りまして、レリーズの部品交換となりました。
ブログ更新もついつい遅くなってしまいました。すいません。
さて、M邸蔵プロジェクト、大工工事が進んでおります。
M様のお父様によって丁寧に一枚一枚取り外された床板は、大工小屋でカンナを掛けました。
幅広のいい板が取れましたので、ポーチ廻りの外壁に使うことにしました。
今までは蔵として使ってきました空間が、これからは居室になります。
快適に過ごせるように、床下には断熱材を敷き詰めました。
今回選んだ断熱材は旭化成のネオマフォームです。
この断熱材はお値段が高いだけあって優秀です。熱伝導率λ=0.020W/m・Kでとても安定しております。
大引間に入れるにはサイズ的にももってこいでした。
仕上げの床版には、長さ4000mmの杉板を使うことにしました。厚みはなんと30mmあり大迫力です。
もともと杉板はとても柔らかくデリケートな板材です。
M邸は蔵を居室に改造することが目玉です。
そしてもう1つの目玉がコートハウス形式であるということ。
そのコートハウスを形作る要素の1つが長いアプローチ。
アプローチには、以前敷地境界の石塀として使われていた観音下石(かながそいし)を敷き詰めることになりました。
この観音下石は、石塀が古くなってしまったのを機に丁寧に保管しておいたものを再利用しました。
M邸蔵プロジェクトの竣工間際という段階ですが、ちょこっとだけ、内部の様子をご紹介します。
基本的な構造体はそのままに、癒風生家的快適空間を作ってみました。
もしよろしければ、フォト蔵の私のページから、全画面表示のスライドショーで見ていただくと、なお良しでございます。
M様のご好意により、後日、改めまして完成内覧会を開催したいと思います。
ご希望の方は、メールやお電話でご連絡ください。
趣味の写真をフォト蔵に公開中です。
今度、改めて4月、5月にM邸蔵プロジェクトで蔵のリノベーションと称して内覧会を開催したいと思います。ご期待ください。
今回は、急遽お披露目会ということで、ご近所の方々やM様のご友人、ご親戚の方に見ていただこうという趣旨で第0回目の内覧会を開催することになりました。
また、3月7日に開催されたマイホームラボにご参加いただいた皆様、ご興味ある方は是非ご来場ください。
まだまだ、外構工事などが残っているのですが、内部は完成しております。
日時:2010年3月20日~22日の3日間
時間:14:00~20:00
場所:能美市寺井町ラ119番地
それで会場はどこ?
今日が最終日のM邸蔵プロジェクト-お披露目会。
ご来場いただいた皆さんの感想は、「ギャラリーのようだね。」「お店にしたらいいんじゃない。」とお褒めのお言葉をいただきました。実際は、ギャラリーではなく、ここで住まわれる訳なんですが・・・
蔵の魅力と、癒風生家の「住むを楽しむ」空間づくりが伝わればと思います。
趣味の写真をフォト蔵に公開中です。
沢山の方々に観て戴きました。
40組以上。総勢100名に迫りました。
本当にありがとうございました。
なお、途中てんてこ舞いになり、十分なおもてなしが出来ず、申し訳ない場面も多々ありました。すいませんでした。
皆様のご感想は、
「まるでギャラリーみたい。」
「喫茶店でも開いたらどう?」
「カッコいい」
といったお褒めの言葉をたくさんたくさん戴きました。
M邸蔵プロジェクトでは、合計3回の内覧会を開催しました。
その3回を通じて感じたことがあります。
それは内覧会に来場していただいた皆さんの滞在時間が長かったということです。
これは、すごいことだと思っています。
別に測っていたわけではないのですが、
長い方は60分~120分はくっつりしていただいたと思います。
また複数回ご来場いただいた方もおいでました。
途中、あまりに混んでしまったときは十分な対応ができず、ご迷惑をおかけした方々もおいでました。すいません。
今まで何回も内覧会を開催してきましたが、これほど長い時間くっつりしていただいたことは無かったです。正直嬉しかった。
さて、大発表(!?)です!
別に隠していたわけではないのですが、施主のMさんとは私の弟です。
それでもひとつひとつ築き上げていく住まいづくりの過程は、
幼いころからよく知った家族といえども
その時間と手間は初めて出会うお客様と変わりませんでした。
と、このお話の続きはまた次回に・・・。
さて先日、地元紙の北國新聞様より取材を受け、M邸の記事が掲載されました。
弟夫婦(昨年結婚したばかり!おめでとう!)は父の意思を引き継いで、蔵で住まう事を決意しました。蔵という制限された空間ですから、もし私が同じ立場だったら相当迷っていたと思います。
ご先祖様から引き継いだものですから、それを守るためにここで生活していく、というのは美しい話です。
しかしそれを重荷に感じてしまっては続かない。
これから先の未来のことを考えると厳しい話です。